しみ抜き、仕上げ、洗い

 

しみ抜き( 衿のファンデーション編 )

 
 
おきものの左衿の部分です。
 
ファンデーションのシミが
だいぶ濃く、ついています。
 
 
 
しみ抜きのプロがしみ抜きしていきます。
 
いろいろな溶剤を使います。
 
  
 
 
きれいに落ちました\(^^)/
 
時間が経つと、落ちずらくなって
 
しまいます。
 
 
 

しみ抜き( 黄変しみ抜き編 )

 
 
 
 
しみ抜き前の状態です。上前部分に古いシミ、黄変シミがあります。
薬品を使って落としていきます。
 
 
目立たないくらいまで綺麗に落ちました。必ず落ちるわけではありませんが、
タイミングが良いと、ここまで綺麗に落とすことが出来ます。
お客様に喜んでいただけるときが、本当にうれしいです! 
 

洗い( ウェディングドレス編 )

 
 
全体を点検し
衿ファンデーション部分、裾など
 引きずった部分などをササラ掛け。
(竹のたわしで擦るように洗います)
 
45℃のお湯に洗剤と過酸化水素を投入!
 
 
真っ白になりました\(^o^)/
 
乾燥室で一晩中乾燥しましたので
 
翌日、仕上げていきます! 
 
 
仕上げ途中は企業秘密ですが、
 
全て手アイロンです。
 
重さ約2.3キロの業務用アイロンです。
 
スチーマーなどは使わずに手仕上げです。
 
 

洗い ( 化繊のきもの水洗い編 )

 
 
全体を水につけて、袖口から洗っていきます。
 
竹のササラに洗剤をつけ、丁寧に
 
汚れを落としていきます。
 
事前に全体を確認していますので、
 
シミを狙って落としていきます!
 
 
衿のファンデーション部分は
 
違う洗剤で洗っていきます。
 
水性の汚れ、油性の汚れ
 
どちらもこの作業で落としていきます。
 
 
これが手洗いの基本になります。

洗濯機や機械では洗わずに、手作業で

洗っていきます。最後は丁寧に水で流して

洗いは完成です。その後、仕上げの工程に

なります!

 
 
 
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